群馬県女性薬剤師会

群馬県女性薬剤師会会長挨拶
群馬県女性薬剤師会の歴史
  1.会設立の頃
  2.昭和30年代・・・・・対社会的活動を活発に行う
  3.東日本薬業婦人団体連合会総会
  4.親睦会-工場見学-観劇
  5.成人病等の病気と薬品の効能の研修に励む
  6.関東ブロック研修会の当番県として
  7.研修会開催案内


群馬県女性薬剤師会会長挨拶          

 このホームページを通じて群馬県女性薬剤師会における様々な活動情報や身近な出来事などを積極的に発信し、会員の皆様と活発なコミュニケーションを展開していきたいと考えております。
 このホームページの運用にあたり、群馬県女性薬剤師会の活動内容を知ってもらい、最新のセミナー開催の案内から講演内容の紹介、過去の開催記録まで様々な情報提供を掲載する事で必要な時に情報を収集可能なネット環境を整えて、会員の先生方と有益な情報を共有できればと考えておりますので、ぜひ、ホームページをご活用いただきたいと思っております。 
   群馬県女性薬剤師会 会長 小倉 由子



群馬県女性薬剤師会の歴史(日本女子薬剤師会三十年史 昭和59 年3 月発行より)

1. 会設立の頃
戦後間もない昭和23年の夏、戦災を受けた前橋も、バラック建ての街並みがやや揃ったが、物資はまだまだ出まわらず、物価はうなぎ昇りに上がって、薬の値段も毎月上るという不安定な頃であった。その頃、当時の薬務課長宮川常一郎先生と、同課に勤務する東宮清先生という女子薬剤師の方のご発案で、女子薬剤師会を設立する発起人会が召集された。初代会長をつとめた黒沢とりの手もとに残る手紙によると、昭和23年8月16日10時集合、昼食持参と書いてある。当日は黒沢とり、本多光江、小出あわ、玉上好江、松本さく、小谷方子、東宮清の諸氏が県衛生試験所に集り、会則、総会の日時、場所等を協議した。
大正末期には前橋に3名だった女子薬剤師も、この年には80名余となったので、ここに会を結成し、薬学の研修と親睦の場となし、対社会的にも働きかけ、会員が協力して薬剤師の地位向上につとめることに衆議一決した。
更にこの年、昭和23年9月29日に設立された群馬薬剤師会々長の宮前先生の御懇篤な御指導をうけて、前橋商工会議所に於て、昭和23年10月9日設立総会の運びとなった。会長黒沢とり、副会長小出あわ、松本さく、庶務会計小谷方子の諸先生に決定した。
その時の記録によると、当時、不良医薬品及び化粧品防止のため設立された群馬県薬事規制協力会並び物価引下げ、ヤミ撲滅運動に協力する事になったとある。当時は品質の悪い薬品化粧品が出まわり、ヤミ物資、ヤミ価格に悩まされた頃で、現在の安売り競争などは考えられなかった。
昭和29年の総会に於て、当時全国的な課題となった事であるが、薬業夫人会にするか、薬剤師のみの会にするかの討論の結果、本県では薬剤師のみの会となし「群馬県婦人薬剤師会」として再出発し会則を改正し、会としての基礎を固めた。
昭和20年代は創世記で、薬の週間の街頭試験に協力したり、男女平等を強調する婦人の週間に協力した位で、まだ活発な活動はなかった。


2. 昭和30年代・・・・・対社会的活動を活発に行う
「受胎調節の講演会」
世の中が時代に落ち着いてきたが、まだまだ一般の家庭婦人の薬事衛生的知識はゆきわたらず、殊に受胎調節はこの頃から重大問題として取上げられ、特に女性にとっては我が身にさしせまった問題で、正しい知識を普及することは時宜にかなった行事であった。
そこで「受胎調節の講演と映画の会」を県内各地で催し、子供連れの母親が会場にあふれ、大成功であった。と同時に婦人薬剤師会の力を世間に、業界にみとめさせるよい機会でもあった。
昭和30年11月11日 高崎市貿易会館にて、参加者300名
昭和30年11月17日 前橋市大生相互ホールにて、参加者500名

「育児講演会と映画の会」
少く生んで丈夫に育てるという社会的要望にこたえて、ミルクのメーカーの協賛で行い、やはり大好評であった。聴衆も500名をこえ、招待券引換えに粗品進呈に人気があった。

昭和31年4月22日 前橋市教育会館にて500名参加
「育児と栄養と離乳食」 群大 松村教授
「育児の諸問題」 国立第一病院 浅野先生
映画「初めて母になる方に」
      
昭和34年10年24日 伊勢崎市公民会にて450名参加
「育児について」内藤寿七郎先生
映画「赤ちゃん体操」他
      
昭和35年10月22日 桐生西小学校講堂にて500名参加
「育児について」 群大 松村教授
映画「赤ちゃん特急」
         
現在では保健所や市の仕事として、妊産婦に対する教育や乳児健診、予防接種等、いたれりつくせりであるが、この頃は非常に喜ばれたものである。


3. 東日本薬業婦人団体連合会総会
昭和32年5月24日 伊香保温泉の中学校体育館にて行われ、出席者は160名。石館先生の記念講演をいただいた。終了後伊香保館にて懇親会を開く。翌25日はバスにて榛名湖-榛名神社-高崎観音を経て高崎駅にて解散した。
初めての県外女子薬剤師会との交流で、準備を重ねて、予算、会場の準備、役割分担、土産物等協議し、会長を中心に会員一同の協力の結果無事盛会裏に終った。


4. 親睦会-工場見学-観劇
勉強ばかりでなく楽しい会という声もあり、次の様な催しもあった。赤城山頂の青木館でレクリエーションをかねた総会(昭和33年)中外の工場見学のあと国際劇場で観劇(昭和35年)三共工場見学(昭和36年)伊香保温泉で総会し榛名湖畔へドライブ(昭和40年)山之内工場見学(昭和39年)等楽しい思い出も多い。


5. 成人病等の病気と薬品の効能の研修に励む
昭和30年代後半より、群大その他の医師の先生方等を講師にお願いして、病気と薬についての研修会を多く催す。総会の日や秋の研修会に於て行い、日本女子薬のテキストが出てからは、それを使って研修会を開く様にした。


6. 関東ブロック研修会の当番県として
関ブロ研修会が行われる様になって、当会は昭和49年と56年に担当した。群馬県は温泉や観光地が多いので、会場は観光のコースの選定には困らなかったが、交通の便や見学を含んだ観光コースとなると選ぶのに迷った。更に講演テーマ、講師の依頼、懇親会、余興、お土産等々、郷土群馬の特色を出した会にしたいと、衆知を集めて協議した。庶務会計担当の吉井澄子副会長の経験を生かした(薬局、ホテル、天ぷら料理を経営)指揮で、主な会員に役を持ってもらい、総力をあげて準備した。資金集めは各病院の女子薬局長さんのお声がかりで、多くのメーカーさんの御協力を得た。二回とも参加者も思いがけず多く集り、御満足いただけたのではないかと思った。
自分達の設営の苦労を思うと、他県での会へはできるだけ大勢参加して協力しなければと思う。

昭和49年9月16日~17日
於水上温泉松ノ井ホテル 参加者200名余
「ガンとホルモン」群大 滝川教授
「微生物の薬効」 桐生市森産業 森喜作先生
観光 上越クリスタル-白根-万座-鬼押出-軽井沢-高崎

昭和56年9月6日~7日
於伊香保グランドホテル 参加者300名余
会員発表 高井伊勢(開局薬剤師)砂盃圭子(病院薬剤師)栗原知子(動物薬管理薬剤師)
高崎市民オーケストラ演奏
講演「あなたが病気になったわけ」日本創建会理事長 金子卯時雨先生
観光 榛名湖畔-榛名神社-里美梨狩り-少林山(普茶料理)-アプジョン研究所-高崎駅
         
その後、何度かのブロック会を経て、近年では
平成12年 第30回 関東ブロック研修会 前橋厚生年金会館
平成20年 第36回 関東ブロック研修会 ウェルシティ前橋
平成27年 第43回 関東ブロック研修会 高崎メトロポリタン(本件が当番県)


7.研修会開催案内
平成28年5月15日 群馬県女性薬剤師会新年度講演会・総会のご案内(1単位)